冬がやってきました。葉牡丹の季節です。
葉牡丹って年配の人が好む地味~な和風のやつ…(-_-;)
そう思っていませんか?
コレ、実は数年前まで私が思っていたことです。
でもそんなことないんです!
・・・って気づいたのがほんの数年前なのであまり説得力はないですね。
今日は葉牡丹を毛嫌いしている方にも、元々好きな方にも葉牡丹の魅力をお伝えしていきたいと思います。
葉牡丹(ハボタン)の基本情報
形態:二年草、多年草
原産地:ヨーロッパ
草丈/樹高:5~100cm
鑑賞期:11月~3月
特徴:アブラナ科の観賞用植物です。花キャベツとも呼ばれます。
耐寒性が強く、冬の時期に色合いや葉の形を楽しめるカラーリーフです。
一年草ではなくうまくいけば3年ぐらいもちます。トウ立ちといって、つぼみが出ると枯れるので、つぼみを摘み取ります。そうすると横のほうの新芽が伸びて新しい葉牡丹が出来ます。買ってそのままにしていても最低2年はもつはずです。
出典:Yahoo知恵袋
私は去年、おととしと寄せ植えに使ったのですが、夏場に枯らしてしまいました。
元は多年草なのできちんとお手入れできれば少なくとも2~3年は楽しめるようです。
寄せ植えに葉牡丹
寄せ植えに葉牡丹と言えば、真っ先に思いつくのがお正月飾りですね。
こちらの写真は切り花として葉牡丹が活用されています。
お正月のイメージが強いかもしれませんが、冬の寄せ植えにガーデンシクラメンと一緒に植えても様になります。
他にも単体で寄せ植えに使用するという上級編もあります。
こちらはシロタエギクと葉牡丹だけの寄せ植えですね。
すごくシックで大人っぽいです。小ぶりの葉牡丹はもはや葉ではなく花に見えますね。
色んな種類の葉牡丹があるので種類違いの葉牡丹を寄せ植えに使ってもかわいいです。
花壇に葉牡丹
もちろん葉牡丹は花壇にもおすすめです。
こちらは複数の品種の葉牡丹を多数植えることで花壇を華やかに彩っています。
こんなことだってできちゃうんですね。広いスペースがある方はぜひ挑戦してみてください。
葉牡丹の育て方の注意点
葉牡丹の鑑賞期は11月~3月でポット苗が出回ります。
ポット苗から寄せ植えや花壇に植え付け後、冬の間は特に病害虫などの被害はありません。
2年目以降も育てていく場合は、春先からアオムシ、ヨトウムシ、コナガの幼虫などが葉を食べます。キャベツと同類ですので美味しいのでしょうね(笑)
2週間に1度程度薬剤を散布して食害から守りましょう。
葉牡丹の仕立て方
先にも触れましたが、鑑賞期を過ぎた葉牡丹はつぼみが付いたらつぼみを摘み取ると、摘み取った下から新芽が発生します。
新芽は秋にかけて再び色づき始めます。
最初の年より草背が高い位置で楽しむことができ、その様が人が踊っているようにも見えることから「踊り葉牡丹」と呼ばれます。
まだ私は試したことがないので今年買った苗で試してみます!
3月の葉牡丹の様子

3月上旬の葉牡丹
3月上旬、葉牡丹に花芽が付いています。
花芽を摘むと「踊り葉牡丹」を楽しめるのですね。やってみよう!

3月の葉牡丹
冬の間の丸いフォルムからまるでクリスマスツリーのように伸びた葉牡丹もこれはこれでかわいいと思うんですよね♪