寄植えの色合わせのコツ
寄植え(花壇も同様です)の「色合わせ(カラーコーディネイト)」は大切なポイントになります。
たくさんの色を無造作に配置すると、うるさい印象になってしまいます。
コツをマスターして、素敵な寄植えを作りましょう。
カラーチャートから色合わせの系統を学ぶ
まず、カラーチャートをみてください。
カラーコーディネイトには、同系でまとめる方法と、反対で引き立てる方法、組み合わせて華やかさを演出する方法などがあります。
- 寒色系・・・すっきりと涼しげにまとまります
- 暖色系・・・ぱっと目をひきます
- 淡色系・・・上品な雰囲気に仕上がります
- ミックス系・・・明るい印象です
ミックス系が一番難しいコーディネイトかもしれませんね。
反対色の組み合わせ 紫のムスカリと黄色のネメシアの組み合わせです。
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同系色の組み合わせ ピンク系のグラデーション(パンジーとさくら草)に白のアリッサムを合わせました。
おすすめの色合わせ
同系色でグラデーションをもたせる場合は、高低差(背丈の違うもの)を組み合わせると表情がでて素敵です。
白と薄紫の組み合わせなどは、一見寂しく見えます。ボリュームを多めにすることで華やかに見せることができます。
個性の強いオレンジなどは、白を加えたり、少量反対色の紫(ムスカリなど)を合わせてみるのも素敵です。
黒一色!というのもおすすめのコーディネイトです。
ブラックビオラと、ネモフィラのブラックを合わせたり、ブラックとシルバーのみの寄せ植えにしたりすると、とてもシックな仕上がりになります。
(ただし、鉢を置く場所の背景が暗いときは寂しい感じになっちゃいます。)
ちなみに、私はブラックの花が結構好きで、ピンクのバラの根元にブラックビオラを植えたりしています。
ピンクとブラックの組み合わせは素敵ですよ。
個人的な好みですけど``r(^^;)
他に、色合わせに困ったら、シルバーリーフ(ヘリクリサム、シロタエギク、朝霧草、斑入りラミウムなど銀葉のもの)を使ってみると優しく、上品にまとまります。
また、一見地味なアジュガなどの濃紫のカラーリーフは全体を引き締める効果もあります。
白は何にでもあわせられるカラーです。
「派手になりすぎたかな?」と思ったら、アリッサムなどで白の分量を増やすと落ち着くと思います。
ちなみに、アリッサムは購入時小さな苗でも、すぐにこんもりと大きくなりますので、使いやすい花ですよ。
花には色んな色、大きさ、形があります。
それぞれを組み合わせることで、無限のコーディネイトができます。
この組み合わせはムリかな?
と思っても、分量次第では意外と相性がよかったりしますので、いろいろと試してみてくださいね。
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