ベランダガーデニングの注意点
ベランダガーデニングでは、コンテナでガーデニングすることになります。
ベランダガーデニングをするにあたり、いくつか注意すべき点がありますので、ちょっと触れたいと思います。
隣家への配慮
まず、隣家のベランダと接しているところが多いと思いますので、隣家への配慮を忘れないようにしましょう。
これが一番大事です!
非常口をふさがない
ほとんどのベランダの両サイドは非常口となっています。
何か起きたときには、非常口を破って隣戸へ避難しますので、非常に重要な場所です。
そこを塞いでガーデニングをすることは、絶対にしないで下さい。
何かあってからでは遅いので、十分に注意してくださいね。
落ち葉や花びらは随時片付ける
落ちた葉や花びらによって排水溝がつまってしまう可能性があります。
なるべく、落ちた葉や花びらはその都度まとめて処理するようにしましょう。
みずやりの気配り
みずやりの際は、階下に気を配りましょう。
普通はないと思うのですが、以前、「布団を干しているのに、上から水が降ってくる」という愚痴を聞いたことがあります。
周囲に迷惑をかけないように、気をつけましょう。
薬剤散布の時間を考える
薬剤の散布は時間を考えましょう。
戸建でも同じですが、薬剤を散布すると、揮発して、近所にまで飛ぶことがあります。
ご近所の方が行動をはじめる1時間ぐらい前には散布が終わるようにするのが理想的です。
台風対策
台風時には、植木鉢やガーデニング小物が飛ばされない工夫をしましょう。
台風時には、強風で鉢が飛ばされたりする可能性もありますので、鉢を予め横にしておく、家の中に取り込む、紐などで固定するなどの対策をしましょう。
ベランダならではのお手入れの注意点
階があがるにつれて、風が強くなり、乾燥も激しくなってきます。
乾燥対策には、マルチングが有効です。
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鉢は素焼き(テラコッタ)よりもプラスチックや陶器の粗材の方が保水性に優れているため乾燥しにくくなります。
また、夏のベランダは、高温に悩まされます。
対策として、コンクリートの上に直に鉢を置かないことです。
鉢の下に「すのこ」を敷いたり、「れんが」を利用したりして、鉢をコンクリートから離しましょう。
まとめ
楽しくガーデニングするためにも、ご近所に迷惑をかけないよう努力しましょう。
ベランダでは、乾燥対策、高温対策が必要です。色々と工夫して、植物に優しい環境を整えてあげましょう。