春の植物 樹木

桜の盆栽キットで種子から育てると開花はいつ、何年後?

3月、この時期は毎年桜の開花が楽しみです。

今年は例年よりかなり早い開花となりそうで、今か今かと待っています。

そんな桜ですが、昨今の社会情勢からニュースタイル花見というか、新しい花見の形態も生まれてきているようです。

そんな新しい花見の楽しみ方の一つが自宅で花見です。

花付きの桜の枝を花屋さんで購入して飾るのもいいのですが、桜の盆栽はいかがでしょうか?

最近は、手軽に盆栽を楽しめる盆栽キットなるものが多く販売されています。

しかも、種子から根気強く育てるタイプの盆栽キットが大注目!

そんな桜の盆栽キット、今年購入して一体いつから(何年後に)桜の花を楽しむことができるのでしょうか?

今日は桜盆栽キットの開花時期と楽しみ方についてご紹介します。

桜の盆栽キットで種子から育てると開花はいつ、何年後?

↑こちらが桜盆栽キットです。

他にも何種類も販売されているようです。

可愛らしいパッケージと種からじっくり樹木を育てるというロマンに惹かれてしまうのですが実際のところどうなんでしょうか?

開花までの予想スケジュールは?

まずは注意書きから確認すると…。

注意

  1. 種まきは発芽時期が真冬と真夏にならないように逆算して植える
  2. 種まき前に冷蔵庫で冬を(疑似)体験させる【1~3か月】
  3. 冷蔵庫で保管後、40℃くらいのお湯に浸す

とにかく、届いたらすぐに植えられる訳ではないようです。

植えるまでの準備に数か月かかります。

そして、発芽するまでの期間は早くて1~3ヶ月

場合によっては1~2年かかることもあるとか…。

そして、最後に開花の時期は4年以上です。

ちょっと気が遠くなるのですが…。

商品紹介ではあまり触れられてないですが、添付の説明書を読むと「桜は発芽が非常に難しい」という内容が、しつこいくらいに書かれてします。

まず、種を植えるまでの事前準備が非常に大変です。

冷蔵庫で1~3か月冷やしたり、お湯に1~2晩つけたり…

説明書の通りに頑張りましたが、芽が出る前にカビが生えました。

桜を手軽に育てられるという考えが甘かったのかもしれませんが、同じ気持ちの方にはお勧めできません。

一応、失敗したときのために種を残しておきましたが、再チャレンジする気にはあまりなれません…。

このような口コミもあり、なかなか難易度が高いことがうかがえます。

育成がお好きで比較的気が長い方が、じっくり取り組まれる場合に向いていると言えますね。

確実に桜を盆栽で楽しみたい方

これを言うと桜盆栽キットの意味がないのですが、やはり確実に桜を自宅で愛でたいなら開花した盆栽を買うのも一手です。

こういった盆栽でしたら開花は保障されていますし、ご両親やお友達へのプレゼントにも喜ばれるのではないでしょうか?

満開の桜並木などのにぎやかさはありませんが、自宅で1本の桜の盆栽を眺めながら、美味しいお魚と冷酒で1杯なんて、ちょっと大人のお花見が楽しめます。

桜と冷酒

 

桜盆栽キットまとめ

種子から育てる桜の盆栽キットは、まずは「発芽させることが難しい」ということもあるようです。

もちろん、無事に発芽させることができた方も多くいらっしゃいますが、せっかちな方には向かないかもしれませんね。

じっくり取り組まれる方は我が子のように桜を育成することができるのがだいご味かと思いますが、桜の開花までは少なくとも4年以上見ておいた方が良いようです。

新しいお花見スタイルとして、桜の盆栽を自宅で楽しむという方法、かなり素敵だと思います。

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